電動車椅子・シルバーカー用のバッテリーはGSユアサの「SER38-12」

立秋とは名ばかりの猛暑が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

皆様は今現在の日本における高齢化率はご存じでしょうか？
今現在、日本の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合、高齢化率は約30％です。
今後、2070年には約40％に達するとも推計されています。
そのような中で、電動車椅子やシルバーカーの需要は、今後増々高まっていくと考えられます。

そこで、今回ご紹介の商品は、電動車椅子、シルバーカー向け、小型電動車用制御弁式鉛蓄電池「SERシリーズ」です。
このバッテリーは、昼間使用し、夜間充電するなど、放電と充電を交互に繰り返し使用する直流電源に適するバッテリーとなっております。
ちなみに品名の「SER38-12」は38Ah・12Vのシール型(SE)鉛蓄電池を表しています。

SERシリーズのバッテリーは、「SER38-12」1品番のみとなります。
要項表👇️

端子形状はナットL型ボルトナット(M6)を採用しております。

主な特徴

では、なぜ「SER38-12」が選ばれるのか？

メンテナンスフリーで手間いらず

完全密閉式ですので、電解液の補充が不要です。よって、保守コストを大幅に削減できます。

優れた安全性

逆流防止弁を搭載し、内部圧力を自動調整します。爆発リスクを抑え、安全性が高い構造となっております。

長寿命設計

定期交換が必要な設備でも、頻繁なバッテリー交換が不要な為、ランニングコストの低減になります。

主な使用用途

充電する際の適合充電器はこちらになります👇️
SER38-12専用の充電器「S-SGD2405X」をご使用ください。
専用充電器「S-SGD2405X」の要項表👇️

充電方法と注意事項について

充電は初期電流が0.25Cアンペア(A)以下、電圧が14.7V(12V単位電池)にて行い、定電圧に達してからさらに3～6時間の充電を行ってください

シルバーカーはシートを上げて、ネジ2本で固定されているカバーを外すと、バッテリーを確認することができます。

※バッテリー交換後、使用済み廃棄バッテリーの処置方法について
使用済み廃棄バッテリーは、まだ電気エネルギーが残っておりますので、端子を粘着テープなどで絶縁してください。また、GSユアサでは、マテリアルリサイクル(材料のサイクル)を進めております。廃棄・処置につきましては、弊社にご相談ください。

補償基準

補償期間

ご購入日より起算して、6ヶ月(自動搬送車等で昼夜連続して使用される際は3ヶ月)

補償の対象

製造上あるいは材料上の欠陥により不具合を生じたもの

適用除外

補償期間内にあっても、補充電により回復するもの、天災、地災、火災、海難、動乱などによる蓄電池の破損ならびに故障、使用上の酷使、手入れ不十分、過失または事故によって生じた故障と認められるもの、サイクルサービス用途以外にて使用された場合、修理又は改造を行った場合、専用充電器以外を使用された場合などは補償適用除外となります。

カスタマイズの可否について

弊社にて可能なカスタマイズもございますので、こちら👈️からどうぞお気軽にお問い合わせください。

カスタマイズ例👇️

過去の特殊車両向けバッテリーに関する記事はこちらからご覧いただけます👇️

https://www.toa-ele.co.jp/article/biz/battery/