2022.08.17
日本は世界一の高齢化社会
介護福祉車両やセニアカーのバッテリーについて、ご紹介致します。
バッテリーの種類につきましては、以前、ご紹介しておりますので、詳しくはこちらをクリックして下さい。
セニアカーとは、ハンドル型電動車椅子の事です。
身体が不自由で歩行が困難な方や、高齢者にとっての移動手段に使われます。
私は田舎の方の出身ですが、1日1回は通学中などにこのセニアカーに乗って歩道を運転しているご年配の方々の姿を見たものです。当時は、通学距離も長かった為、いいなーあれに乗りたいなーなんて思っておりました。
セニアカーとは電気で動く為、排ガスも出ませんし、道路交通法では、歩行者として扱われる為、免許も必要無く、非課税で消費税も掛かりません。
自転車と事故を起こしても、乗り物対乗り物ではなく、乗り物対歩行者になるという事です。
運転方法も簡単で、電源の入れ方や速度調整、前進後進など、私の感覚としましては、除雪機と同じような操作方法でした。
搭載バッテリーには、SER38-12、SC38-12、HC38-12、EB35、EV35、SEB35、SEV35等がございまして、GSユアサバッテリーでの互換は次のようになります。
SER38-12・SC38-12・HC38-12→「SER38-12」
EB35・EV35→「EB35」
SEB35・SEV35→「SEB35」
上記、バッテリーが搭載されている際は、是非、お問い合わせください。
次に、介護福祉車両とは、身体が不自由で長距離の移動が必要な方や、よく見かけるところで言いますと、デイサービスの送迎で使われている事が多い車両になります。
私の祖母も、今現在デイサービスに通っておりますが、送迎車を見ていますと、トランク側からスロープが出てきて、車椅子でそのまま車内に乗せられるようになっております。この車両はスロープ・リフト車両になりますが、これ以外にも、回転式のスライドシート車や、昇降シート車などがございます。こういった車両は介護される側だけではなく、介護する側の負担も軽減されます。
又、この福祉車両を取り扱うディーラーでは、様々な呼び方や、取り扱う店舗の名称がございます。
トヨタではウェルキャブ、ダイハツはフレンドシップ、日産はライフケアビークル、ホンダはオレンジディーラー、スズキはWITH(ウィズ)など、各ディーラーによって呼び方や名称は様々となっております。又、福祉車両の車椅子移動車は特殊用途自動車となり8ナンバーとなります。
バッテリーは、例えばハイエースの介護福祉車両ですと、通常のハイエースと同様のバッテリーが搭載されておりますので、特別なバッテリーが付いているわけではございません。但し、介護福祉車両は電動ウィンチや、電動リフトアップが搭載されている為、通常車よりバッテリーに掛かる負担は大きくなります。その為、性能ランクをアップさせることで、より安心してお使いいただくことができます。過去にはこのような記事もございます。こちらをクリック
最後に、総人口の7%を超えた国のことを、高齢化社会という中で、日本は2022年現在、29%で世界1位です。この国に住んでいる以上、自分自身、もしくは親や祖父母など、殆どの方が何かしら関わっていく事かと思います。そのような中で、今回ご紹介しましたセニアカーや介護福祉車両の情報が、この記事を読まれた方の少しでも参考になりましたら幸いです。
セニアカーや介護福祉車両のバッテリーに関しては、ネットなどで調べても、情報が少なく分かりづらい事が多いかと思いますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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この記事は販売事業部が執筆しました。