2025.11.18
1級電気通信工事施工管理技術検定(一次検定)に挑戦
長い夏が終わり過ごしやすい気温となりました。
この時期は朝晩で気温の変化が大きいので体調管理にはご注意ください。
話は変わりますが、今回、2019年に新設されました
1級電気通信工事施工管理技術検定の一次検定を受験してきました。
この資格についての説明や受験してみた感想を書いていきます。
今後受験を検討される方の参考となればと思います。
資格について
先ほども記載させて頂きましたが、
電気通信工事施工管理技士の資格は2019年に新設された新しい資格です。
2019年以前は電気工事施工管理技士の資格しかありませんでしたが、
光回線や無線LAN、監視カメラ等電気工事の中でも
専門性の高い分野が増えてきたため、新たな資格として新設されたそうです。
他の施工管理技士の資格同様1級と2級の2種類あり、1級のほうが難易度が高いです。
昨年、2級電気通信工事施工管理技術検定を受験し、合格することができました。
勉強した内容を覚えているうちに受験しようと思いチェレンジしました。
合格する自信は全く無かったのですが、一次検定を受験することにしました。
一次検定のみであれば2024年度より、
受験年度中に年齢が19歳以上になる方であれば受験が可能となりました。
二次検定については実務経験が必要となってきますので、
受験を検討されるかたは、(一財)全国建設研修センターのホームページにて確認をお願いします。
試験内容
一次検定は午前、午後の2部制です。
午前午後合計で90問出題され、その中から60問を選択して解答します。
解答方法は全て四肢択一で、一部解答必須の問題もあります。
合格の基準は全体で60%(36問)以上かつ、
施工管理法(応用能力)の問題で40%(5問中2問)以上正解する必要があります。
試験では、電気通信工学等、施工管理法、
法規についての知識や能力が問われる問題が出題されます。
試験地
一次検定のみ金沢での受験が可能でしたので金沢で受験することとしました。
学習方法
過去問題集を中心に学習を行いました。
過去問題集は、地域開発研究所より発行している
「1級電気通信工事施工管理 第一次検定 問題解説集 2025年版」を使用しました。
過去6年分の問題が解説付きで載っているのでおススメです。
結果
9月7日に一次検定を受験し、10月9日に合格発表がありました。
日頃の勉強のかいあって何とか合格することができました。
ただ、今年に関しては合格率が69.2%と非常に高く、
受験したタイミングが良かったのかなと感じました。(例年は40%~60%程度)
受験してみると、過去問からの出題や過去問をベースにしたものが多く、
試験会場で初めて見た問題はあまり無かったように感じます。
過去問をベースにした問題については、
過去問題集の解説の部分を学習しておくと解ける問題が多くありました。
(記載の合格基準の数値及び合格率の数値は
一般財団法人 全国建設研修センターのホームページを参考にしております)

ここまで資格に関する説明や受験してみた感想を書いてみました。
今後受験を検討される方の参考となったかは分かりませんが、
気になった方は1級電気通信工事施工管理技術検定について
調べてみていただければと思います。
当社では、1級電気工事施工管理技士など
様々な資格を持った技術者が多く活躍しています。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。
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