2023.07.19
GSユアサの工場で、お客様自身による立会検査が可能です
電源装置や蓄電池は、お客様の「ご要望」や適用される「規格」を基に、仕様が決定していきます。
そして、決定された仕様に基づき、「納入仕様書(承諾申請図)」を提出し、お客様のご承諾を頂ければ、
「製作指示」を行ない、「製作工程」に移ります。
また、完成した製品が、仕様や規格を満足しているかについては、通常であれば、
工場での検査を取り纏めた「検査成績書」を提出させて頂くことで、ご確認をして頂きます。
しかし、お客様からのご要望により、通常の工場検査とは別に、「工場立会検査」を実施することも可能です。
そうすれば、「検査成績書」の数値を確認するだけでなく、実際の検査をご自身の目で確かめて頂くことにより、
ご要望通りに製品が仕上がっているかを具体的に確認することができるというメリットがあります。
それでは、「工場立会検査」について、ご紹介していきたいと思います。
立会検査概要のご案内
まずは、立会検査にお越し頂ける「日程」の調整を行います。
また、検査の「タイムスケジュール」について問題がないか確認して頂きます。
「GSユアサ京都工場」になります。
ご要望があれば、京都駅からのご同行も可能です。
※対象製品により立会検査の工場が異なる場合があります。(福島県、埼玉県etc)
立会検査要領書のご提出
ここでは、「検査項目」に対して「規格」が要求する事項について「検査方法」や「測定器具」が適切であるか、具体的な検査の内容について確認して頂きます。
また、「検査区分」として立会時に行う検査範囲についてご承諾を頂きます。
立会検査の実施
承認を頂いた「立会検査概要」や「立会検査要領書」に基づき電気的な「特性試験」を始め、
寸法や塗装色などの「構造試験」、また、発報条件通りに外部出力するかなどの「動作試験」を行います。
■立会検査要領書(抜粋)
検査項目に従って、順次検査を行っていきます。
■立会検査撮影
お客様のご要望に応じて、「立会検査の写真撮影」を行います。
【整流器 効率・力率試験】
【整流器 膜厚測定】
【整流器 動作試験】
【蓄電池 寸法検査】
また、ご要望があれば、検査に使用された測定計器の「信頼性」を確認して頂くために、「使用計器一覧表」や「校正証明書」をご提出することも可能です。
立会検査の完了
全行程の検査を終え、御講評にてお客様から「合格」のご承認を頂ければ、「検査成績書」と「議事録」にご署名を頂き、「立会検査の完了」となります。
最後に
弊社は『GSユアサ特約店』であり、尚且つ『蓄電池設備整備資格者』を数多く有しております。
蓄電池設備の販売・施工・メンテナンスのみならず、GSユアサの製品力と弊社技術力を集結してお客様のニーズに適合した電源システムをご提案させて頂きます。
どんなことでも結構です。蓄電池設備についてのご相談をお待ちしております。
お問合せは・・・東亜電機工業株式会社へ
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この記事はTECS事業部が執筆しました。