こんな場所にも電源装置が～屋外用無停電電源装置　編～

車で運転中にふと道路脇にある箱・・・・・何だろう？なんて思ってことはないでしょうか？
電源装置といえば屋内をイメージする方も多いとは思いますが、一般の方が目にする場所にもございます。

今回は屋外用無停電電源装置のご紹介です。
屋外には数多くのカメラが設置されています。防犯用、道路監視用、河川監視用、踏切監視用等多用途において使用されており、皆様もライブカメラなど馴染みの形で拝見されているのではないでしょうか。
実はその陰でカメラの電力バックアップ用でも無停電電源装置が使用されています。落雷、地震等の災害による停電時にも安定した電力を供給できるよう各所に設置されています。実際はただの箱のように見えますがその中にはインバータ・バッテリーが搭載されており負荷への電力供給をしています。
弊社取扱メーカーのGSユアサではCAVSTARシリーズとして販売しております。

CAVSTARシステム（単線結線図）

目的によって蓄電池も選定することが可能で長寿命蓄電池の搭載も可能となっています。
＜周囲温度25℃　蓄電池期待寿命＞
・REH形　約5～6年
・PWL形　約13年
・MSE形　約7～9年
・SNS形（MSE長寿命タイプ）　約13～15年
・LIM形（リチウムイオン電池）　約10年

設置としてはチャンネルベースでの取り付け、柱上に金具を用いた取り付けも可能です。

もうすぐ雪の降る季節が到来します。道路状況をライブカメラで確認しようという機会も多くなると思います。また、車での移動中、ウォーキング中、旅行先でも、日々の生活の中でふっと目にする機会もあると思います。そんな時はふと本記事を思い出していただき、こんな所にも電源装置が設置されているんだなぁと感じてもらえたらと思った次第です。

今回は屋外用無停電電源装置CAVSTARシリーズをご紹介させて頂きました。
次の執筆時には水道関連施設で多く仕様されている個別受注品の無停電電源装置をご紹介させて頂く予定です。

㈱GSユアサ代理店である当社の専門スタッフにて、お客様に合った設置環境や運用方法で最適な機種をご提案・サポートさせて頂きます。
ご相談をお待ちしております。

お問合せは・・・東亜電機工業株式会社へ