工事現場の事務所で電気を使いたいときは

安⼼な電源設備をあなたのもとへ

土木工事を行う施工会社からの依頼で、
工事現場の事務所で電気を使用できるようにしました。

工事現場の事務所は工事を行う作業員のための事務所で、
照明やパソコン、エアコンから電子レンジなど電気を使用するものが多くあります。
今回は事務所に電気を通すまでの流れをご説明いたします。

まずは依頼を受け、要望の聞き取りと現地の調査に出向きました。
どこに事務所を設置したいのか、そこで何を使いたいのか、
私たちが施工するために必要な情報を確認します。

今回使用したいものは、照明とパソコン、電気ヒーターと電子レンジでした。
使いたいものが分かったら、次はどこから電気を供給するかです。
事務所に供給する電気は電柱から引き込むため、最寄りの電柱を確認します。

ここで大事なのは、その電柱に使いたい電気を供給できる容量があるかということです。
電柱を管理している電力会社に連絡し、容量があるか確認します。

容量があることが分かったので、電気を供給する電柱が確定しました。

次は電力会社へ申請です。
今はweb申請が可能なので、どこの電柱から引き込み、
どんな負荷(照明~電子レンジ)を使いたいのか正確に入力していきます。
申請が受理されれば、電柱から電線を引き込み、電気を供給してくれます。

次は現地での施工です。

電柱からの電線を受け取るために、引込柱を設置します。
設置の際に注意しなければいけないのが、電線を受け取る高さです。
電柱から電線を引き込めば、電線は空中を渡ることになります。
電線の位置が低ければ、道路を通行する車と接触し大きな事故につながるかもしれません。

今回は電柱と引込柱の間に道路があるので、受点は高くします。

引込柱を設置したら、ブレーカーが入っているボックスを取り付けます。
事務所が設置されたら、ブレーカーから電線を事務所内のコンセントなどに接続します。
あとは、検査を実施し電力会社に電気を送ってもらえば完了です。

今回は工事現場の事務所へ電気を引き込みましたが、
供給場所や使いたいものによって様々な対応が可能です。

ご相談は東亜電機工業までお問い合わせください。

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この記事はTECS事業部が執筆しました。

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