2026.01.28
冬に多い電気トラブルと節電対策
冬は一年の中でも電気トラブルが特に発生しやすい季節です。
暖房器具の使用増加や寒暖差における結露、空気の乾燥など
冬特有の環境が電気機器に大きな負担をかけます。
「ブレーカーが落ちた」「電気機器の調子が悪い」「焦げ臭いにおいがする」
などの症状は、放置すると事故や停電につながる恐れがあります。
冬に多い電気トラブル
電気火災
電気火災は火災全体の約1/3を占めています。
私たちの生活において電気機器は必需品であり、身近に電気火災の危険が潜んでいます。
(原因)
トラッキング現象やコードの断線・短絡、タコ足配線による過電流が主な原因です。
トラッキング現象とは、コンセントと電源プラグの間に溜まったホコリが
空気中の水分を吸収することで電気を通すようになり、
微小な放電が繰り返され発熱・発火する現象です。
梅雨や結露、家具裏のホコリがたまりやすい場所は特に注意が必要です。

(対策)
- 電気機器の定期的な清掃
- 使用しない電気機器はコンセントから抜く
- コードの定期点検
(家具の下敷きになっていないか、ケーブルを束ねたりねじれたりしていないか) - タコ足配線を避ける
- 異常を感じたら使用を中止する
ブレーカーが落ちる
(原因)
原因の大半はエアコンや電気ストーブ、電子レンジなど
電気機器を同じ回路で同時に使用することで電気容量を超えてしまいブレーカーが落ちます。
例えば
- 電子レンジと電気ケトルを同時に使う
- ドライヤーとセラミックヒーターを同時に使う
- 電子レンジとオーブントースターを同時に使う
(対策)
- 使用する電気機器を同じ回路に集中させない
- 電気機器の使用頻度を控える
- 契約容量を見直す
頻繁にブレーカが落ちる場合は、漏電や回路の劣化の可能性があります。
その場合は電気機器の使用を中止しお近くの電気工事店にご相談ください。
静電気による機器トラブル
静電気によってスマートフォンやパソコン、マウスなどが故障する可能性があります。
これらは精密な電子回路が使用されており、
人体に帯電した数千ボルトの静電気が流れ込むと一瞬で破壊されたり、
誤作動がを起こしたりします。
(原因)
- 冬特有の乾燥
- 人体からの放電

(対策)
- 加湿器の使用
- 静電気防止グッズの使用
冬は暖房機器など電気機器の使用増加に伴い電気トラブルも増加する季節です。
電気トラブルの多くは未然に防ぐことができるため、
電気機器の使用する上での注意と定期的な点検・清掃が欠かせません。
今日からできる冬の節電対策
①暖房機器の使い方を見直す
- エアコンの設定温度を下げる
- フィルターを定期的に掃除する
- サーキュレーターで暖気を循環させる
②密かに隠れている待機電力を減らす
- 使用していない機器の主電源を切る
- スイッチ付き電源タップを使用する
③照明器具をLEDに切り替える
- 蛍光灯より消費電力が少なく、長寿命
- 電気代削減だけではなく設備負荷の低減にもつながる
電気トラブル対策や節電は日々の積み重ねです。
皆様も定期的な清掃や省エネなどで日頃の電気の使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

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この記事はTECS事業部が執筆しました。
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