2026.10.08
「いつもと違う」を見逃さない!~現場で実感した予防保全の重要性~
先日、お客様から「電源設備の調子がおかしい」との連絡を受け、現場へ急行しました。
現場で直流電源装置を確認したところ、
整流器の故障により、蓄電池が通常よりかなり高い電圧で充電されている状態でした。
さらに、蓄電池からは異臭がし、
内部では電解液が沸騰しているような異常な状態も確認されました。
幸いにも、火災や負荷機器の破損等には至りませんでしたが、
今回の事例を通して改めて感じたのは、
「異常の早期発見」と「予防保全」の重要性です。
電源設備は、普段は何事もなく動作しているため、異常に気付きにくい設備の一つです。
しかし、異常が発生した際には、異音や異臭、
発熱、変色など、何らかの兆候が現れることがあります。
特に今回のような異臭は、設備から発せられる重要なサインの一つです。
計測器による点検だけでなく、実際に設備を見て、
音を聞き、臭いを感じるなど、普段の状態との違いを確認することも、
現場では重要なポイントになります。
今回の設備は長年使用されていましたが、当社による定期点検は実施されていませんでした。
電源設備は長期間使用されるものも多く、外観上は問題がないように見えても、
内部では経年劣化が進んでいる場合があります。
定期的な点検によって設備の状態を把握しておくことは、
異常の早期発見や計画的な更新につながります。

私たちの仕事は、故障した設備を修理するだけではありません。
設備が正常に動いているうちから状態を確認し、
小さな異常を見逃さず、重大なトラブルを未然に防ぐことも重要な役割です。
「いつもと違う」という小さな変化を見逃さない。
その積み重ねが、お客様の大切な電源設備を守り、安心して使い続けていただくことにつながります。
電源装置や蓄電池、非常用発電設備等の電気作業に関するご相談は
東亜電機工業㈱まで、ご連絡をお待ちしております。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。
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