
2025.08.28
コンデンサの静電容量とは?基本の知識についてご紹介!
みなさんはコンデンサの静電容量がどんなものか知っていますでしょうか。
「コンデンサ」や「静電容量」という言葉を初めて聞いたとき、聞いたことはあるがよくわからない‥そんな方も多いのではないでしょうか。
実はこの部品は私たちの身の回りで多く使用されており、生活には欠かせない部品です。
今回は私自身も初めて学ぶ機会がありましたので、わかりやすくご紹介します。
コンデンサとは?
当社のお客様より「コンデンサの静電容量を測ってほしい」との依頼がありました。
近年、部品の生産中止や入手困難により部品確保が難しい現状があります。
今回ご依頼のあったお客様も、生産中止部品の代替品が見つからず、今回相当品を探すため、コンデンサの静電容量の基準を確認したいとのことでした。
まずコンデンサとは、単刀直入にいうと、電子部品の中でも基本の部品で、電気を蓄えたり放電したりする事が出来る電子部品であり、電子回路で発生したノイズを吸収する役割があります。主に街灯や信号機、防犯カメラなど街中で多く使用されています。
静電容量とは?
次に静電容量とは、コンデンサに電気をどれだけ蓄えることができるのかを数値で表す言葉になります。静電容量が大きいとたくさんの電気を蓄えることができ、反対に小さいとあまり電気を蓄えられないということです。
ではなぜノイズが発生し、コンデンサが必要となるのかといいますと、スイッチやモーターを動かした時、実は電気の流れが急に変わるため、余計な電気が発生します。
その余計な電気がノイズです。
ノイズが発生すると、電子回路が間違った信号を受け取ってしまい、押していないのにスイッチが押されたと判断して誤作動したり、強いノイズの場合は、部品が壊れることもあります。
そのようなノイズを吸収し、問題無く回路を安定させるためにコンデンサが必要となります。
単位
静電容量の単位はF(ファラド)となりますが、Fは大きい単位であるため、主に使用されるのは1Fの100万分の1であるμF(マイクロファラド)や1兆分の1であるpF(ピコファラド)です。
測り方
静電容量はLCRメーターという測定器で測ることが出来ます。
ちなみにLCRメーターは、コンデンサの静電容量以外にも値を測ることができる測定器です。
LCRのLはコイル、Cがコンデンサ、Rが抵抗の意味があります。
測り方は、コンデンサのプラスとマイナスをそれぞれLCRメーターに繋げて、電源を入れると測ることができます。ここで注意することとして、コンデンサのプラスマイナスを間違うと壊れる可能性があり、破裂・発煙・発火することもあります。
マイナスの見分け方のポイントとしては、マイナス端子側に白い帯やマーク、または足の長さが短くなっているなどの特徴があります。
下記写真は、実際にLCRメーターでコンデンサの静電容量を測った写真です。
下記の場合、静電容量は952μFとなります。


コンデンサは電子回路に必須部品
今回コンデンサの静電容量についてお話ししましたが、コンデンサは電子回路に絶対必要な部品となります。
当社の製品であるソーラーチャージャーをはじめ、開発製品にも当然に使われています。
当社では、電子回路設計から試作、品質確認、耐久テストまで一貫して対応が可能です。品質確認テストでは、私たちが長年培ってきた経験に基づきお客様のご要望をお聞きしたうえで、ノイズ試験も実施しています。
もし何かご依頼ごとがありましたらお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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この記事はP&D事業部が執筆しました。
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