2021.08.27
大量生産と高品質を両立、アウト-アウト取引も可能な海外(ベトナム)工場 ~JTEC HANOI~
今回は当社の主力生産工場である『JTEC HANOI CO.,LTD.(ジェイテック・ハノイ)』をご紹介します。
JTEC HANOIは、ベトナムの首都 ハノイ中心部より北東に16kmほど離れたタンロン工業団地内にあり、市街地からもノイバイ国際空港からも車で30分ほどで到着する非常にアクセスの良い場所にあります。
この工場は2007年に日本市場への輸出加工を目的として設立されましたが、今ではインド・タイ・インドネシアといったアジア市場や欧米市場に直接供給する『アウトアウト』の取引も増えてきています。
JTEC HANOIでは主力製品であるワイヤーハーネスとバッテリーケーブルを作っています。ワイヤーハーネスにおいては当社グループ全工場の総生産量のうち7~8割という圧倒的な生産量を誇っており、なくてはならない存在になりました。
そんなJTEC HANOIと日本の主力工場である小松工場の生産体制を比較すると、その規模がお分かりになると思います。
従業員: JTEC HANOI 730名 / 小松工場 196名
電線自動切断・圧着機: JTEC HANOI 8台 / 小松工場 4台
端子圧着機: JTEC HANOI 26台 / 小松工場 18台
ハーネス導通検査機: JTEC HANOI 20台 / 小松工場 5台
このような人員・設備で日々生産に取り組んでいます。
ベトナムという国は年間を通じて暖かい気候であり、国民性は器用で勤勉だという風に言われています。当社の従業員もまさにその通り!真面目で器用な人が多く、手作業が多い当社のものづくりにはピッタリ合っているという印象があります。また従業員の約7割が女性であることも特徴の一つです。
いくら勤勉で真面目なベトナム人とは言えども、一般的に海外工場では従業員の定着率が悪い(人の入れ替わりがとても激しい)のは海外勤務経験者であればご承知のことではないかと思います。
そんな中でも当社では日本からの駐在員3名が中心となり、徹底した教育訓練や改善活動を行うことで高品質を維持しつつ安定的に製造・供給しています。
JTEC HANOIには日本語が話せる現地スタッフが6名おり、日本工場とのやり取りはすべて日本語で行われているのも当社の強みのひとつです。これにより正確な情報が素早く伝達される為、短納期対応や品質向上に貢献しています。
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この記事はP&D事業部が執筆しました。