2022.06.22
災害時にも安心なLPガス非常用発電機もあります
当社では停電時の非常用途やBCP対策で、
以前より代理店を務める川崎重工製ガスタービン発電機やディーゼル発電機を数多く取り扱い、
販売・保守しておりますが、少々変わったものにも力を入れています。
それは災害時に強いデンヨー製のLPガス非常用発電機レグパワーです。
通常非常用発電機では、A重油や軽油といった燃料を使用して発電機を動かしますが、
その名の通りLPガスを燃料とした非常用発電機になります。
少しでも興味を持ってご覧頂ける方にご紹介させて頂きます。
LPガスとは何か?
LPガスとは液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)を表し、
プロパンやブタンを主成分とした燃料になります。
一般的に言われるプロパンガスとも同じものになります。
写真①LPガス
こんな事業者様に向いています。
(ア)LPガスをご使用されている事業者様
⇒普段からご使用頂いているLPガスを活用することが出来ます。
(イ)災害時でも安定した電源供給を求められる事業者様
⇒地震などの災害時、電気や都市ガスなどのライフラインが途絶えた際でも、
備蓄しているLPガスを使用出来る為、早く復旧出来ます。
ご契約のガス会社とのお話にもなりますが、一般的に災害後の調達も比較的容易です。
例えば、LPガス取扱施設、病院、高齢者施設、公共施設などに最適です。
写真② 防災無線
LPガス仕様のメリット
(ア)燃料調達が容易
⇒日頃からLPガスを使用されている事業者様は、
ご契約されているガス会社との調達ルートがありますので容易なのはもちろんですが、
近年頻繁に発生している大規模地震や大規模災害でも調達が途絶えなかった実績があります。
写真③ 地割れ
(イ)燃料が劣化せず、長期保存が可能
⇒軽油などの燃料は保管期間も決められ、
使い切らねばなりませんが、LPガス劣化しない為、長期保管が可能です。
(ウ) 低騒音で静か
⇒防音設計に優れ、エアコンの室外機並みの騒音値です。
運転に対し、周辺住宅や夜間運転への気遣いが不要です。
製造メーカーのデンヨーが公開しているYouTubeでも聞き比べてみてください。
(エ) 環境にやさしい
⇒LPガスは粒子状物質(PM)、黒鉛を含まないクリーンな排出ガスとなり、
他の燃料に比べて、CO2排出量も比較的少ないです。
東亜電機工業SDGs宣言を掲げる弊社としても、ポイントになります。
東亜電機工業SDGs宣言
LPガスLPガス仕様のデメリット
(ア)導入コストが高い
一般的なディーゼル発電機に比べて、コスト高となります。
精度の高い負荷容量の計算が肝要になります。
官公庁への補助金申請もお手伝い出来ますので、お気軽にお問合せ下さい。
(イ) ランニングコストが高い
一般的なディーゼル発電機に比べて、
定期的に変えねばならない部品が多く、コスト高となります。
少しでも興味を持って頂いた方、
容量検討や見積提案など詳しくは東亜電機工業(株)までお問い合わせお願い致します。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。