2022.09.07
屋外作業も安全第一!自然の中に潜むマダニから身を守ろう
私たち電源装置の施工・保守チームでは、屋外作業を行うこともあります。
屋外作業では電気室での作業に加え危険個所が増えるので、より注意して作業しなければいけません。
山奥など、自然の中での危険ポイントとして、
虫や獣などの生物があり、その中でも近年被害が増え、
注目されている「マダニ」の被害があります。
マダニの被害は噛まれた傷だけではなく、
感染症の危険性があり、最悪の場合死に至る恐ろしいものです。
もし被害にあったら、治療が必要になり、
その分工事が遅れてしまいお客様に迷惑をかけるリスクがあります。
マダニは小さいため視認しづらく、噛まれたことにも気が付かないこともあります。
気を付けているだけでは防ぐことができないので、適切な対策をとる必要があります。
私たちが行っている対策を紹介します。
マダニから身を守る服装
・長袖・長ズボン
作業に適した服装といえば長袖・長ズボンは基本ですが、マダニから身を守る上でも肌の露出をできるだけ少なくすることが大切です。
・手袋
作業をするときはもちろん手袋を着用しますが、草むらなどに近づく前に手袋を着用し、マダニ対策をしています。
・ブーツ型安全靴
足元が一番草木に触れやすいので、ブーツ型安全靴を着用しています。さらにズボンの裾を靴の中に入れることでマダニの侵入を防ぎます。
虫よけスプレー
マダニに効果のある虫よけスプレーを使用しています。
現在市販されているもののなかで「ディート」「イカリジン」の成分がマダニに効果があります。
虫よけスプレーを購入する際は上記の成分が入っているか確認しましょう。
草刈り
私たちの場合、屋外設置型の装置の前が草むらになっていることがあります。
草むらの中でじっと立って作業しているとマダニがよってくる可能性があるので、
足元の草を刈ってから作業しています。
作業後の確認
虫よけスプレーを使用し、適切な服装で作業をしていても、
服にマダニがついている可能性があります。
作業が終わったら、上着を脱ぐ、手で払うなど服についたマダニを取り除きます。
また、屋外作業後の入浴時に体にマダニがついていないか確認することで、
もし噛まれていた場合も早急に対処できます。
もし体にマダニがついていたら・・・
体にマダニがついていたら、慌てて取り除いてはいけません!
無理に取り除こうとするとマダニの口器が皮膚に残ってしまい、
化膿することがあるので、そのまま皮膚科などの医療機関で診察を受けましょう。
厚生労働省からもリーフレットが出ていますので参考にしてください。
このような対策を行い、マダニ被害のリスクを低減し、
作業員の安全とお客様の工期を守れるよう心掛けております。
私たちは現場作業における様々な危険ポイントを可能な限り減らし、
安全第一と確かな品質を目指し、日々の現場作業に臨んでおります。
電源装置や蓄電池、非常用発電設備等の電気作業は東亜電機工業㈱まで、ご連絡をお待ちしております。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。