
2022.05.25
GSユアサの公共産業用V2X(Vehicle to everything)EVOX(イーヴォックス)紹介
V2X(Vehicle to everything)とは、
電気自動車(以後 EV)と施設(病院・避難施設等)を電気でつなぐ直流⇔交流変換装置で、
通常時は施設電気設備からV2Ⅹを介してEVへ4倍速充電
動力エネルギーとして活用します。
停電など緊急時には、EVから施設の電気負荷へ送電する装置です。
EVに搭載されている二次電池は、主にリチウムイオン電池を積んでおり、
鉛電池と比較して大電流を短時間で充放電できる特性を有しています。
このリチウムイオン電池は一般EV1台で≒60KWHの電気容量を持っているので、
ドライヤー1台を≒50時間稼働できる電気量を保有しており、
満充電時では 一般家庭で使う電気量の≒3日分を賄うことができます。
当社では、この大容量のEV搭載電池活用した公共設備に電気接続できる
GSユアサの公共産用V2X(Vehicle to everything)システムである
【EVOX system】の提案を開始しました。
GSユアサ製の直流交流変換電源装置を、全国に1000カ所以上納入した実績があり、
施設における最適な電源システムをご提案可能ですのでお気軽にお問合せください。
EVOX systemの特徴
①太陽光パネルで発電した電気エネルギーを、
EV用充放電器を介してEVに充電することができ、環境負荷低減につながります。
②EV充電時に増加する電力デマンドを定置型リチウムイオン電池で
ピークカットすることで電力コストの増加を抑えることが可能になります。
10kWのピークデマンドを削減した場合、年間約20万円相当の電力基本料金減額が期待できます。
③停電時、EVを移動電源として利用できます。
GSユアサHP: https://www.gs-yuasa.com/jp


施設用途・・・・・・・・・・・・・事務所
用途・・・・・・・・・・・・・・・・・再エネ自家消費、ピークカット、BCP
太陽電池・・・・・・・・・・・・・・15Kw定格
定置型リチウムイオン電池・・17kWh
パワーコンディショナ・・・・・・・・三相20kVA
EV用充放電器・・・・・・・・・・10kW
付帯設備・・・・・・・・・・・・・・・エネルギーマネジメントシステム
EVOX system動作概要

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この記事はTECS事業部が執筆しました。
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