
2022.11.08
緊急時に備えて、仮設電源装置の整備、管理をしています。
弊社では故障や緊急対応及び更新工事などに対応するため仮設の直流電源装置を常備しています。
弊社の過去の記事でも「仮設電源設備により負荷設備を停止せずに蓄電池を交換できます」と言う記事や
「緊急時に於ける仮設電源装置での対応について」と言う記事にて
仮設電源装置について取り上げてきましたが、
今回はその【仮設電源装置の社内管理】について説明致します。
仮設蓄電池の保管・管理
①仮設蓄電池の保管方法
蓄電池架台にて、種類(容量)別に保管をしています。
~仮設蓄電池保管状態~

②仮設蓄電池の管理
・仮設蓄電池は製造後4年迄の使用とし、その後は廃棄を致します。
・仮設蓄電池の補充電は電池電圧測定後、
定期的に充電を行い、充電不足にならない様管理しています。
・また、補充電時には電解液量の確認を行い、補水をします。
・仮設蓄電池の補充電後には、電圧、比重値を測定し規定値以上であることを確認しています。
・仮設蓄電池は上記の保管、管理により、充電不足などを防ぎ、
緊急時などに安心して使用が出来る状態にあります。
~仮設蓄電池の充電~

~仮設蓄電池の電圧確認~

~仮設蓄電池の液量確認・補水~

~仮設蓄電池の比重確認~

仮設充電器の保管・管理
①仮設充電器の保管方法
・仮設充電器の保管は指定の保管場所(架台)にて保管をしています。
~仮設充電器保管状態~

②仮設充電器の管理
・仮設充電器の管理としましては、定期的に運転を行い、
出力、設定等に異常がないことを確認しています。
(仮設蓄電池補充電時や仮設充電器として現場などで使用前に運転確認をする)
・仮設充電器を長期及び使用環境などが悪い場所で使用していた場合は、
仮設充電器の内部を確認及び清掃を行います。
・上記の充電器のメンテナンスにより、緊急時などで、
すぐに使用したい場合も安心して仮設充電器を使用出来ます。
~仮設充電器の内部確認・清掃~

~仮設充電器の運転確認~

今回は、仮設蓄電池、充電器の保管・管理について説明させて頂きました。
弊社では、今回説明させて頂いた内容での仮設電源の管理及びメンテナンスを行い
緊急時などや工事で必要な時に、すぐに仮設電源を使用出来るよう管理をしておりますので、
各種の電源装置の工事・保守に関しましては、弊社までご連絡をお待ちしております。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。
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