2024.10.02
営業マンが見た!現場で驚く劣化状況!!
私ども営業マンでも現地に訪問した際にこれはビックリ!!
なんて思うような電源装置や蓄電池の劣化状況を目にすることがございます。
先日久しぶりに液式の蓄電池を拝見しました。
わかりやすく蓄電池劣化の症状が出ていましたので参考に取り上げさせて頂きました。
是非こうなる前に1度皆様も状態確認をしてみてはいかがでしょうか??
写真1:蓄電池極板の膨れによる湾曲
極板が元々まっすぐであったものが膨らみ湾曲する
ちなみに新品の場合は以下写真になります。
(少し撮影角度が悪いですが歪むことなく直線です)
写真2:蓄電池封口部の盛り上がり・亀裂
湾曲したちからが上部へ加わり封口部の盛り上がり、
亀裂に繋がる亀裂した箇所からガスが発生し引火の恐れもございます
新品の場合は以下写真になります
写真3:端子部の腐食・劣化
端子部が腐食し発錆している。
また、ボルトの劣化も激しく、触れただけで
ボルトが落下してしまうような劣化度合になっている
ここまでの劣化レベルはなかなかお目にする機会も減っております
(制御弁式タイプの普及に伴い、液式は減少傾向)
警報が発生してはいないものの、電池のデータとしては寿命末期の状況でした。
お客様も予算の都合上、すぐに更新も難しいとのお話もございました。
ついては少しでも早く蓄電池の状況に気づき
早めに対策、予算を上げていくことも必要かと思います。
蓄電池設備は意外と停電になるまで目につかなかったり、
保守されていないケースも御座います。
また、今回の写真のような液式鉛蓄電池(HS形)に関しては
期待寿命が5~7年と制御弁式タイプより寿命が短いため、
気づいたら年数が経過してたなんて事も・・・。
定期的に補水、液面管理頂き、触媒栓も交換しながら
少しでも長く使って頂きますようお願い致します。
点検・保守等ございましたら東亜電機工業へご一報ください。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。