
2025.02.19
組立式リニューアルポールとフッ素ハイブリッド粉体塗装
街路灯や道路照明灯の照明設備では照明ポールが必要ですが、
主に鉄鋼製で製作されているので経年劣化により塗装の劣化や腐食が進みます。
照明ポールの下部(地際部)では、錆でボロボロになったり、
小さな穴が開いているものもあったりします。
そのような状態の照明ポールは撤去して新たに建て替えるのですが、
場所によっては基礎の施工ができない場合があります。


(株)因幡電機製作所では、既設基礎を流用して
簡単に建て替えできる組立式リニューアルポールがあります。

既設ポールを切断し下管に垂直度調整金具を取付後、
既設ポールに挿入します。
速効性の無収縮モルタルで固定して、硬化後に上管を組み立てて、
地際部を根巻処理して照明器具を取付けます。
ポールが分割式構造のため簡単に運搬できて
既設の電源線を再利用できるので、施工時間の短縮にもつながります。
照明ポールの表面処理は「溶融亜鉛メッキ仕上」や
「溶融亜鉛メッキ+ウレタン塗装仕上」が一般的です。


(株)因幡電機製作所では、紫外線に強いフッ素と化学物質が結合し
強固な塗膜を形成することで、長期間の美観を保つ超高耐候性の
「フッ素ハイブリッド粉体塗装」により長寿命を実現できます。
照明器具にも塗装可能です。


照明ポールは、設置場所や気象条件などの使用環境により
経年劣化のスピードが違います。
腐食が進行した照明ポールを使い続けると大きな事故に至る可能性があります。
日々の点検により状態が良くない照明ポールがある場合は、
早めの交換をお願いいたします。
その際には、組立式リニューアルポールやフッ素ハイブリッド粉体塗装もご検討ください。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。
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