
2025.05.14
K君と行く!現地調査!
私たち電源装置の施工・保守チームでは、工事の準備として現場調査を行います。
現場調査では、対象装置の調査はもちろんですが、
搬入出ルートの確認や作業当日の流れの確認等、様々な打合せを行います。
今回は、蓄電池更新工事の調査に伺った現場にて
2年目のK君へのOJTをした内容について紹介します!
今回の蓄電池更新では仮設蓄電池が必要か現地で改めて確認します。
仮設運用をしなくても負荷への影響がないという思い込みが
現地調査することで、仮設蓄電池が必要だと気づく場合があります。
今回は、負荷が非常用発電機(ガスタービン)の為、
仮設蓄電池での運用はできませんので仮設蓄電池は不要となります。
次に配列の確認です。
蓄電池の配列やケーブルの長さ、温度センサー等を確認します。

盤内作業時は絶縁工具の使用が基本ですので、非導電メジャーを使用しています。
現地調査で忘れてはならないのが、搬入出ルートの確認です。
重量物の搬入出作業は重量工さんへ依頼します。
現地調査時に重量工さんが同行できない場合は、搬入出ルートを写真で共有します。
その為、記憶ではなく記録として残りますので、この写真撮りがすごく重要になります。

今回の現場では、写真のような段差や階段が搬入出ルートにありました。
出入口や搬入口は他にないため、蓄電池の搬入出は手運びがメインとなります。
蓄電池サイズや運搬経路から、弊社のみでの作業だとリスクが大きいので、
協力業者へ応援を依頼します。

今回の調査でK君が記録した内容がこちらです。
温度検出器の取り付け位置やケーブルのサイズ、長さ等しっかり確認できていますね。
弊社では、このように調査時に危険要因を先取りし、
関係各所と共有しながら安全な現場をチーム一丸となって作る事を心掛けております。
お客様の大切な機器をベストな状態でご使用いただけるよう作業を行っています。
電源装置、蓄電池、非常用発電機の電気設備の整備・点検・工事は
弊社まで、ご連絡をお待ちしております。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。
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