
2025.07.16
自家発電設備の騒音レベルとは?
今回は、 発電機の騒音 についてご紹介したいと思います。
発電機は設置したいけど
「うるさいのはイヤだな…」 とか 「周りに迷惑がかからないかな…」など
騒音が気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで、ザックリですが 自家発電設備の騒音レベル について、ご説明いたします。
騒音レベルdB(デシベル)とは
dB(デシベル)は音の大きさを表す単位で、
人間の聴覚特性に合わせて対数スケールで表現されます。
dBは基準値との比率を対数で表したものとなっており、
人間がかろうじて聞こえる最小の音を0dBとして設定しています。
対数スケール: 10dB増えるごとに音のエネルギーは
10倍、20dB増えるごとに100倍になります。
ですので、たとえば80dBと100dBの差は、非常に大きな違いとなります。
自家発電設備における騒音の定義
発電機メーカーによって明確に分類されており、
設置環境や用途に応じた適切な騒音レベルの選択が重要となります。

騒音レベルの分類
※デンヨー・ニシハツの騒音仕様になります。
標準騒音仕様 約105dB
低騒音仕様 約85dB
超低騒音仕様 約75dB
これらの数値は、発電機周囲4方向から
1メートル離れた地点での騒音レベルを測定したものになります。

騒音レベルの目安
自家発電設備を設置する際は、設置場所の用途地域や時間帯に応じた
騒音規制基準を満たす必要があります。
住宅地などの静穏な環境では、より厳しい騒音基準が適用されるため、
超低騒音仕様(75dB以下)の発電機が選択されることが多くなっています。
【参考】 騒音規制のしおり(石川県)
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kankyo/kankeihourei/documents/r07souon.pdf
防音対策の重要性
建設機械などと同様に、自家発電設備も周辺環境への
騒音影響を考慮した防音対策が重要となります。
適切な防音措置により、設置場所の環境基準を満たしながら、
必要な電力供給を確保することが可能となります。
※ 具体的な騒音規制基準は各自治体により異なっております。
設置前に必ず関係機関にご確認ください。
環境に配慮した発電設備の選択が、地域社会との調和を保つ
重要な要素であるといえるかもしれませんね!
最後に
弊社は 「デンヨー・ニシハツのディーゼル発電設備」
「川崎重工業のガスタービン発電設備」の販売店 であり、
数多くの自家発電設備の納入実績があります。
どんなことでも結構です。自家発電設備についてのご相談をお待ちしております。
お問合せは・・・東亜電機工業株式会社へ
お問い合わせ
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この記事はTECS事業部が執筆しました。
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