2026.06.10
【取扱製品紹介】リチウムイオン電池
スマートフォンやノートパソコン、電気自動車(EV)など
私たちの身の回りには多くの電気機器や電気設備があります。
その多くに採用されているのが「リチウムイオン電池」です。
今回はそんなリチウムイオン電池について紹介させて頂きます。
まずリチウムイオン電池は、名前の通り正極と負極の間をリチウムイオンが
移動することで充電・放電を行う二次電池(充電可能な電池)です。
1990年代に実用化されて以降、高性能な蓄電池として急速に普及し、
現在では携帯機器から産業用途まで幅広く利用されています。
リチウムイオン電池の主な特長
- 高いエネルギー密度
小型・軽量化が可能鉛蓄電池と比較して同容量なら重量は約3分の1 - 大電流での放電が可能
小型・軽量でありながら大きな電力を供給可能、重負荷が求められる機器にも対応 - 急速充電が可能
充電時間が短く、運用効率を向上 - 優れたサイクル特性
繰り返しの充放電による性能低下が少ない、長期間の使用が可能 - 自己放電が少ない
保管中の電池残量の低下が少ない、長期保管に適している - メモリー効果がない
継ぎ足し充電による容量低下が発生しない、残量を気にせず充電可能 - 高い作動電圧
1セルあたり約3.6~3.7V、少ないセル数で高電圧を実現 - 幅広い動作温度範囲
低温から高温まで安定して動作、屋外や工場など幅広い環境に対応 - 環境負荷が比較的低い
鉛や硫酸を使用しない、環境への負荷が比較的小さい

主な用途、使用先
スマートフォン、ノートパソコン、タブレット端末、モバイルバッテリー
電動工具、ドローン、電気自動車(EV)、蓄電システム、
UPS(無停電電源装置)など
様々なものに利用されています。
さらにリチウムイオン電池の活躍の場は地上だけではありません。
GSユアサのリチウムイオン電池は、
なんと国際宇宙ステーション(ISS)にも採用されています。
宇宙空間では極めて高い信頼性と安全性が求められます。
その厳しい条件をクリアしたGSユアサのリチウムイオン電池は、
国際宇宙ステーションの電力供給を支える重要な役割を担っています。


鉛蓄電池との違い
次に広く利用されている鉛蓄電池と比較した場合、
リチウムイオン電池にはどのような違いがあるのでしょうか。
鉛蓄電池の特徴
鉛蓄電池は長い歴史を持ち、技術的に成熟した蓄電池です。
そのため価格が比較的安く、信頼性も高いため、
自動車や非常用電源、産業用設備など幅広い分野で利用されています。
一方で、重量が大きくリチウムイオン電池に比べ、設置スペースが必要となります。
リチウムイオン電池の特徴
リチウムイオン電池は高いエネルギー密度を持ち、鉛蓄電池よりも軽量・コンパクトにすることができます。また、充放電を繰り返しても劣化しにくく、サイクル特性が優れていることも大きな特長です。

まとめ
今回はリチウムイオン電池について紹介しました。
なお、当社では産業用鉛蓄電池についても紹介しております。
リチウムイオン電池との違いやそれぞれの特長についてぜひあわせてご覧ください。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。
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