2026.08.25
山間部での電源設備調査業務と熊対策
近年、山間部での工事では、施工計画書の安全管理項目に「熊対策」を記載するケースが増えてきました。熊の目撃情報が各地で報告されるようになり、作業員の安全を確保するため、現場に応じた対策が求められています。
私たちが担っている営業業務でも、電源装置の更新調査や設備確認のため、山奥にある中継所や基地局を訪問する機会があります。現場によっては車で近くまで行けても、その先は林道や山道を歩いて移動することもあり、自然に囲まれた環境で作業を行うことが少なくありません。


山間部で仕事をするうえで気になるのが、野生動物との遭遇です。特に近年は熊の目撃情報を耳にする機会が増え、調査に向かう際には「今日は大丈夫だろうか」と少し緊張することもあります。
もちろん、熊に遭遇することは滅多にありません。しかし、万が一に備えて、自分なりに熊対策用品を携帯しています。
一つ目は「熊鈴」です。山道を歩く際には、熊鈴を鳴らしながら歩くようにしています。熊は人の気配を感じると自ら離れていくことが多いといわれており、突然出会ってしまうことを防ぐための基本的な対策です。
特に、音色が響く熊鈴がおすすめです。

二つ目は「おもちゃの火薬銃」です。大きな発射音で熊を遠ざけることを目的としたもので、山奥での調査時には状況に応じて携行しています。特に山道に入る時や、獣臭を感じた時などに使用します。トリガーを引くだけで8連発のいい音がします。100円ショップで販売していますので手軽に購入できます。

そして三つ目は「熊スプレー」です。実際に使用する場面がないことを願っていますが、万が一の緊急時に備えて携帯しています。いざという時に慌てないよう、使用方法や噴射距離についても事前に確認しています。
熊の出没ニュースが多く品薄状態であり、噴射しても飛距離が短い粗悪品も流通していますのでご注意ください。

山間部での仕事は、美しい景色や四季折々の自然を感じられる反面、街中とは異なる危険もあります。そのため、「何も起こらないだろう」と考えるのではなく、「万が一に備える」という意識が大切だと感じています。
これらの装備を持っているからといって安心しきるのではなく、熊の出没情報を事前に確認したり、周囲の音や気配に注意したりすることも欠かせません。基本的な対策を積み重ねることが、安全に現場調査を終えることにつながると考えています。
これからも安全第一を心掛けながら、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。
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この記事はTECS事業部が執筆しました。
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